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30代ニートでも就職できる!今からできる社会復帰への道のり

30代でニート状態の人の中には、「今からでも就職して社会復帰することはできるだろうか。」と就職したい気持ちと、不安な気持ちの両方が入り乱れているという人も多いいのではないでしょうか。

30代ニートの就職は問題なくできるのか、それとも難しいのか。

その答えは、30代ニートでも就職することはできます!

30代ニートだからと就職を諦めるのではなく、まずは行動あるのみ。

どのようなことから実践していくべきなのか、心がけることなど、30代ニートが就職のために取り組むべきことについて具体的に紹介します。

30代ニートから就職を実現した人が実践したことをやってみよう!

では早速、30代でニート状態だった人が就職し、社会復帰できた人が、就職するまでに実践したことを紹介します。

同じようにこれから30代ニートの状態から就職を決めたいという人は、マネごとでも良いので、同じように始めてみることをおすすめします。

30代ニートが就職するためにやること①生活習慣を整え、外出する機会を作る

30代ニートが就職するために最初に取り組むべきことは、生活習慣を整えることです。

ニートの状態になってからどのくらいの月日が経過しているのかは、人によって違いがあると思います。

しかし、どんな人でも毎日必ず行わなくてはいけない予定がなければ、朝早く起きる必要もありませんし、翌朝のことを思って夜を過ごす必要もありません。

まずは、朝決まった時間に起きる習慣をつけ、生活習慣を整えることから始めましょう。そのうえで、昼間の時間に外出する機会を積極的に作っていくことです。

メリハリのある生活習慣は、30代ニートが就職するうえで、とても大切なことと意識して取り組むことが大切です。

30代ニートが就職するためにやること②就職支援を利用する

30代ニートが就職しようと思ったら、就職するための活動を、考え、決断して行動するということを自分ひとりで行おうと思わないことが、就職までのスピードアップにもなります。

今、ニートの人を支援しているサービスがいくつもあり、自分に合う就職支援を選んで利用することが可能です。

もちろん、就職支援を受けるための費用はかからないので、ニート状態が長くて金銭的に厳しいという場合も、気にせず利用してみましょう。

30代ニートが就職するために利用できる就職支援は、

・公的の就職支援を利用するなら、ハローワークやサポステなど
・民間の就職支援を利用するなら、リクナビネクストやワークポート、DYM就職など

などがあり、どの就職支援も30代ニートでも応募できる求人の紹介だけではなく、

・就職に関する相談
・履歴書などの提出書類の添削や相談
・面接対策

というように、30代ニートが就職するときに感じる不安や疑問に対して一緒に取り組んでくれるので、孤独を感じたり、不安から立ち止まることもなく取り組めます。

30代ニートが就職するためにやること③職業訓練や資格取得に挑戦してみる

30代ニートが就職するための就職活動を始めると、思うように進まない場合もあります。

また、自分がこれからやってみたい仕事には、資格取得が有利だとわかった場合や、どのような仕事を選べばいいのかわからないという場合は、職業訓練や資格取得を目指してみるのもひとつの方法です。

職業訓練は、ハローワークを利用すれば様々な仕事の職業訓練を受けることが可能ですし、IT系や介護系など資格取得を目指しながら就職活動をしていけば、就職が決まるのと同時に資格も取得できるかもしれません。

また、ニートであった時間を職業訓練や資格取得の時間に費やしていたというアピールポイントになります。

30代ニートが就職するときの仕事選びの基準

30代ニートが就職するときの仕事選びは、再びニートに戻ってしまう可能性の低い仕事を選ぶようにしましょう。

そこで以下のような基準を自分で設けるようにしましょう。

・自分にできる仕事の中から、できるだけやりたいと思っている仕事を選ぶ
・就職活動で挫折しないために、採用されやすい求人を選ぶ
・精神的に負担にならないような仕事を選ぶ
・人間関係が不安なら、無理に人と関わるような仕事は選ばない

30代と言っても、30代前半の人と後半の人では、仕事を選ぶ時の選択肢も違ってきてしまうので一概には言えません。

自分の性格や今の状態から、精神的にも肉体的にも無理がなく、長く続けられる仕事かどうか求人を見て選ぶようにしましょう。

30代ニートが就職しやすい職種・業界はこれ!

30代ニートが就職しやすいと言われていて、実際に30代ニートの人が就職に成功している職種や業界を紹介します。

30代ニート就職におすすめ① IT業界

IT業界は、急成長中の業界ということもあり、常に慢性的な人手不足となっています。そのため未経験でも採用されやすい業界のひとつと言われていてとても人気があります。

IT業界で就職した場合は、プログラマーやシステムエンジニアなどの専門職に従事することとなるので、プログラミングの知識が必要となります。

30代でニート状態の場合、パソコンでネットサーフィンやゲームに明け暮れているという人も少なくないと思いますので、プログラミングなどを学び、必要な資格取得やスキルアップをしておくとさらに就職しやすくなります。

30代ニート就職におすすめ② 介護業界

高齢化社会が進み介護を必要とする人のニーズが高まっている中、介護従事者の人材不足が介護業界では深刻化しています。

そのため介護業界では、未経験でもやる気のある人材を常に募集しており、資格取得のための支援も手厚く行われています。

実務経験を重ねていくごとに、様々な資格取得が可能となり、国家資格であるケアマネージャーや介護福祉士といった資格取得もでき、将来性のある仕事です。

30代ニート就職におすすめ③ 運送業界

運送業界は、少し前にインターネット通販やフリマアプリにより個人の利用が増大したことにより常に人手不足となっています。

運送業界といえば、大きなトラックに乗って大きな荷物を配送するイメージから、軽トラックなど小型の乗り物で各家庭に配送する仕事が多くあり、運送業の経験がない人、年齢や性別を問わずやる気さえあれば誰でも始められます。

運送の仕事は、基本ひとりで荷物を配送して歩く仕事なので人間関係のわずらわしさもありません。車の運転が好きな人なら楽しみながら行うことのできる仕事です。

30代ニート就職におすすめ④ クリエイター系業界

30代ニートの就職には、クリエイター系の業界もおすすめです。

クリエイター系と言えば、専門知識や技術だけではなくセンスも問われるだろうから30代ニートではハードルが高いのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

WEB系やメディア系のスキルがあるという場合は、ニート期間中にポートフォリオを作成して就職活動に活用してみましょう。

知識や技術はあるけれど、未経験という場合でもポートフォリオを見て将来性があると認められれば採用される可能性が高くなります。

30代ニートが就職を確実にする履歴書&面接対策

最後に30代ニートが就職するために業界や業種をある程度絞ったら、あとは就職を確実にするための履歴書作りと面接対策をしっかり行うようにしましょう。

履歴書と面接対策を万全にすることで、30代ニートの就職も現実のものとなる可能性は高くなります。

30代ニートが就職するための履歴書の書き方や面接での受け答えのポイントをおさえておくことで格段に採用率がアップするのでしっかりおさえておきましょう。

30代ニートから就職できる履歴書・職務経歴書の書き方

30代ニートが就職する上で、最初の難関となるのが、履歴書や職務経歴書の作成です。

ニート状態である空白期間をどう履歴書や職務経歴書に記載するのかが、採用・不採用となる分かれ目となると思って作成しましょう。

ニートになる前に正社員の経験がある場合は、その経験をしっかり職歴として記載していきます。

正社員の経験がないという場合で、アルバイトや派遣社員など、たった1日でも良いので働いてきた経験を職歴として記載します。

正社員・アルバイトなど問わず、自分が経験した就業経験は、

・どんな職種・職場環境だったのか
・どのくらいの期間従事したのか
・担当していた業務内容

などを記載します。

職務経歴書には、その仕事に従事していたときに努力したり、工夫していたことなどを盛り込むようにします。

もしも、アルバイトの就業経験もない、記入することがまったく思い当たらない場合は、なぜニートとなってしまったのかなど空白期間の理由づけをストーリーにします。

ニートの空白期間のストーリーが考えられないという場合は、民間の就職支援サービスを利用することで相談に応じてもらえるので、積極的に利用してみることをおすすめします。

30代ニートから就職できる面接対策

30代ニートが就職する場合、履歴書や職務経歴書の作成ともうひとつ、面接も避けて通ることはできません。
30代ニートで就職の面接を受ける場合、必ず以下の質問を受けることになると思って、答えを用意しておきましょう。

・ニートの期間は何をしていたんですか?
・なぜ就職しようと思いましたか?

「ニートの期間は何をしていたのか。」という質問に対しては、

・やりたい仕事を見つけられずに、アルバイトを続けていました。
・体調を崩し、自宅療養をしながら次の就職に向けて資格取得のための勉強をしていました。
・自分に何が向いているのかわからず立ち止まり、ボランティア活動や旅行をして視野を広げる生活をしていました。

など、嘘はダメですが、それなりの理由を用意し、自分なりのストーリーを作っておくと、答えた内容に対する質問がきても答えに詰まることがなくなります。

「なぜ就職しようと思いましたか?」という質問に対しては、

・自分のやりたい仕事をやっと見つけたので就職したいと思いました。
・将来を考え、長く安定して働くことのできる環境の中で働きたいと思いました。

という風に、自分の未来に対してポジティブな意味を込めた答えを用意することです。

採用担当者は、真面目に長く働いてくれる人を求めています。

これまではニート状態だったけど、これからは真面目に腰を据えて長く働いてくれそうな人という印象を持つことができれば、一気に採用が近づくので、しっかり準備して面接に臨みましょう。

まとめ

30代ニートの就職は、30代という年齢もあることから簡単なものではないケースも多くあります。しかし、30代ニートだから就職できないということは決してありません。

30代ニート状態から就職した人は多くいますし、ニートだった時期が嘘のように充実した毎日を過ごしている人もたくさんいます。

30代ニートでも「就職したい!」と思ったら、1日でも早く行動を起こし、思うようにいかなくても足を停めずに前に進むことで就職に近づくことが可能です。

諦めすに取り組んでみましょう。