「ニートを卒業して就職したい!」と、ニート状態だった人がある日急に思うこともあると思います。しかし、その気持ちを維持させた状態で就職できたという人は少ないかもしれません。
就職活動は、1度の応募・面接で採用が決まるということはありませんし、嫌な思いをすることもあるかもしれません。
そのため、ニートに限らず「就職したい!」という気持ちを維持して行動しなければ、就職への道のりは大変で遠いです。
そこで本記事では、「ニートを卒業して就職したい!」という気持ちを維持して就職を成功させるコツを紹介します。
「ニートを卒業して就職したい!」なら行動あるのみ
「ニートを卒業して就職したい!」と思ったら、まずは求人情報を見て、なんとなくいいなと思った会社に応募するのが就活の一連の流れですが、「就職したい!」という気持ちを維持させ行動することが大切です。
就職したいといくら心の中で思っていたとしても、何も行動に起こさなければ就職することはできません。
とにかく何でも良いので就職に関する行動を起こすことが大切です。
そこで、ニートから就職したいと思ったらまずは、以下の行動を起こしてみることをおすすめします。
ニートから就職したいときの行動① 就活に必要なものを揃える!
ニートから就職したいと思ったら、まずは就活に必要なものを揃えてみましょう。就職活動を本格的に始める場合、想像以上に必要なものが出てきます。
必要なってからひとつずつ揃えていくという方法もありますが、「ニートから決別して就職したい!」と思ったら、まずは形から入るというのもひとつの方法です。
就活に必要なものは、
・スーツ(リクルートスーツ)
・革靴、パンプス
・かばん
・履歴書
・履歴書に貼る写真
・筆記用具とメモ帳
・モバイルバッテリー
・交通系ICカード
などを最低でも用意してみましょう。
ニートから就職したいときの行動② 自己分析をしてベストな業界・職種を見極める
ニートから就職したいというときの行動として大切にしたいのが、自己分析を行うことです。これまでの自分の人生を一度振り返ってみることをおすすめします。
・自分はどういう性格なのか
・どんなことが得意で苦手なのか
・好きなことや嫌いなことはなにか
・学生時代に打ち込んできたものはあるか
・趣味や特技はなにか
など、ひと通り書き出して自分はどういう人間なのかを客観的に見つけなおしてみましょう。さらに、家族や友人など身近な人にも聞いてみるのもいいと思います。
自己分析をしっかり行うことで、これまで自分に向いていると思っていた仕事とは違う仕事にも興味を抱くことができたり、履歴書の志望動機・自己PR文の作成時や面接での自己アピールにも役立てることができます。
ニートから就職したいときの行動③ 生活習慣を改めポジティブになる
ニートから就職したいときの行動として、今日からでも実践したいことと言えば、生活習慣を改めることです。
ニートの状態がどのくらいの期間となっているかによっても違いはあるものの、生活習慣が乱れてしまっているという人は多いと思います。
まずは、朝自分で決めた時間に起きて朝食をとるというところから始めてみることをおすすめします。それだけでも1日の時間の使い方に変化を与えることができるようになります。
さらに、朝起きたらしっかり太陽の光を浴びることも意識してみましょう。散歩して外の空気を吸うのもひとつの方法です。そして何か好きなことをひとつだけでも続けてやってみましょう。
そうすることで日常生活に対する意識に変化を与えることができ、物事をポジティブに考えられるようになってきます。
就職活動は、ニートの状態に限らず思うように進まないことでネガティブな思考に陥りがちになってしまいます。
ニートで就職したいと思ってはいるものの、どうしてもポジティブに物事を捉えるのが苦手になってしまっているという思考をできるだけポジティブなものにするように意識した生活を心がけてみましょう。
ニートで就職したいなら就職成功率の高い方法を実践しよう!
ニートで就職したいと思っているなら、自分ひとりですべてを抱え込むのではなく、利用できるものは徹底的に利用するというのもニートで就職したい気持ちを継続して就職するためにとても重要です。
また、ニートで就職したいという場合は、採用されやすい職種や業種を選ぶことも考えてみましょう。
ニートから就職したいを叶える方法① 就職支援をフル活用する
ニートから就職したいという人に限らず、就職や転職をしたいという人が利用できる支援が公的機関や民間企業で行われています。
ニートが就職したい場合の就職活動は、不安なことや疑問に思うことが出てきてしまい、ほんの小さな不安や疑問点にも敏感に感じ、就職活動自体をストップさせてしまうことにも繋がってしまいます。
ニートで就職しようという場合は、ひとりでの就職活動ではなく、専門の就職支援をフル活用するようにしましょう。
ニートから就職したいを叶える方法② ニートでも採用されやすい業種を選ぶ
ニートから就職したいという場合は、ニートでも採用されやすい業種の求人を選んで応募するというのもひとつの方法です。
常に人材不足となっていて多くの人を必要としている業種は、
・介護業界
・運送業界
・IT業界
などがあり、どの業界もこれまでの経験や現在の状況以上に、これからのやる気のある人を求めている傾向が強いです。
ニートの期間があるから即不採用ということはなく、ニートで就職したいという人のやる気とポジティブな気持ちを大切にしてくれるので、そのような職種や業種を選んでみてはどうでしょう。
ニートで就職したいときに活用したいおすすめの就職支援サービス
ニートで就職したいという時には、ひとりで何でも頑張ろうとするのではなく、就職支援サービスを上手に活用して行うのが、就職までの道のりを精神的な負担を最小限に留め、最短で就職することを可能とさせてくれます。
そこでおすすめの就職支援サービスをいくつか紹介しますので、まずは複数の就職支援サービスを利用してその中から自分の利用しやすい就職支援サービスを選ぶようにしましょう。
ハローワーク
ハローワーク(公共職業安定所)は、各都道府県に点在しているので、どこに住んでいたとしても気軽に利用することのできる公的就職支援サービスです。
求職者登録を行うことで誰でも利用することができ、求人票の閲覧から応募、就職のための相談、自己分析・履歴書・面接対策なども受けることができるので、まずは近くにあるハローワークに足を運んでみるのもおすすめです。
ハローワークでは、就業支援のひとつとして職業訓練校への入校制度や体験雇用なども行っているので、利用できるサービスの中から興味のあるものや自分の就職に役に立ちそうなものを選んで利用してみてはどうでしょう。
サポステ
サポステ(地域若者サポートステーション)もハローワークと同じく公共機関で行われている就職支援サービスで、15歳~39歳を対象とした人の就労支援を行っています。
ハローワークの施設に隣接しているケースも多く、該当年齢の人は、ハローワークではなくサポステを利用している方が多いかもしれません。
サポステでは、求人の紹介だけではなく、就職セミナーや職場体験などを積極的に行っているので、ニートで就職したいけれど、ブランクがあって不安という人におすすめです。
ハタラクティブ
民間企業で行っている就職支援サービスで、無料で利用することができ、20代・30代におすすめです。
ハタラクティブを通して応募した場合の書類審査通過率は91.4%と高く、内定率も80%を超えているので、ニートで就職したいけれど未経験の職種への応募が不安という人に特におすすめです。
仕事選びから履歴書の添削、面接対策も受けることができるので安心して就職活動に取り組むことができます。
ワークポート
東京・大阪・福岡に在住の20代~40代前半のニートで就職したいという人におすすめなのは、ワークポートです。
応募したい仕事はあるけれど、経験やスキルのないという人でも応募することが可能なので、自分のやってみたいという気持ちを優先させて仕事選びを行うことができます。
対面でのサポートが前提となっているので、就職活動はじっくりと取り組んで、ニートに逆戻りしない就職をしたいという人に最適です。
履歴書の添削や面接指導なども充実しているのが特徴です。
DYM就職
10代、20代という若い年齢のニートで就職したいという人におすすめなのがDYM就職という転職支援サービスです。
求人の内容は100%正社員ということから、正社員として安定して働きたいというニートにピッタリです。
また、内定率は96%と高く、最短1週間で内定が出る人も少なくないので、ニートだけど1日も早く就職したいという人におすすめです。経歴や学歴は不問で、これからのやる気のある人を求めている企業が多いというのも特徴となっています。
まとめ
ニートだけど就職したいという気持ちが芽生えている人が、挫折することなく就職活動を行う方法や、利用するべき就職支援サービスなどを紹介しました。
採用試験にパスして無事に就職するためには、ニートの状態の人でなくても、いくつものハードルを超える必要があり、時には自信とやる気を無くしてしまうこともあると思います。
特にニート状態の人は、「ニートだから就職できないんだ。」と感じるかもしれませんが、ニートでもニートじゃなくても就職は大変なものと思って就職活動を継続し続けることが大切です。
就職活動を継続するためにできることは、どんどん実践してニートだけど就職したいという気持ちを現実のものにしちゃいましょう。