ニートの状態になってしまった人の中には、何とかバイトでもいいから社会復帰したいと思っている人も多いと思います。
そこで本記事では、ニートバイトでおすすめの仕事を紹介します。
まずはバイトから挑戦してみてはどうでしょう。バイトなら希望によって短時間勤務が可能になったり、毎日ではなく週に数回というところからスタートさせることが可能です。
ニートとなってしまった自分のリハビリも兼ねて、気楽な気持ちで取り組むことのできる仕事を厳選してみました。
目次
ニートでバイト。おすすめのバイトは自分の状態を見極めよう!
ニートでバイトをしたいと思っている場合は、まず現在の自分の状態を一度冷静に客観視してみましょう。
どういうことかというと、ニートになってしまった原因が何だったのか、もしも仕事の人間関係が上手くいかずに、人間不信のような状態のときに、接客業のバイトなど人と関わるような仕事に就くことが、さらに精神状態を不安定にしてしまう可能性はゼロではありません。
ニート状態でいる今、どのバイトなら自分の心や体に負担なく行うことができるのか、どんなバイトをしたいと思っているのかを考えてそれに近いバイトを選ぶことが大切です。
ニートでバイト①外に出るのが抵抗があるならまずはこのバイト!
ニートでバイトをしたいという気持ちはあるものの、外に出ること自体に抵抗があって、バイトの日にちゃんと外に出てバイト先に行くことができるのか不安という場合は、在宅でできるバイトを選んでみてはどうでしょう。
ニートに限らず、世の中では働き方改革が推進されており、これまでとは違った働き方ができるようになりつつあります。
パソコンがあれば誰でも取り組むことができるバイトをいくつか紹介します。
ライター
ライターの仕事は、1文字いくら、1記事いくらという単位で指定されたテーマに基づいて文章を作成するという仕事です。
決められた納期さえ守ることができれば、好きな時に好きな場所で作業することができるのでニートバイトとしては最適です。
最近では、未経験でも受注することのできる仕事も増えています。ライターの仕事を行いたいという場合は、無料で登録できるクラウドソーシングサイトへ登録することで仕事を見つけることができます。
低単価すぎる仕事ばかり請け負ってしまうと作業量の割に稼ぐことはできませんが、ほどほどの単価で、執筆レベルやスピードを上げることで10万円以上稼ぐことも可能です。
データ入力
データ入力の仕事は、企業が調査したデータやアンケート結果などの情報を、指定されたエクセルや専用シートへ書き込みまとめていく仕事です。
クラウドソーシングサイトで募集されていることが多く、在宅で行うもの以外にもオフィスへ出勤して行うものもあるので、応募の際に確認しておくと安心です。
データ入力は、好きなときに好きなタイミングで働くことができるというメリットがある一方で、単価が低い場合が多いので、ある程度の量をこなすことができないと満足のいく収入とならないというデメリットもあります。
文字起こし
企業で行われている会議の様子や、講演会、取材などの音声データを文字にする仕事を文字起こしまたは、テープ起こしと呼ばれています。
クラウドソーシングサイトなどから仕事を得ることができ、全てインターネット上で完結することが可能です。
文章力がなくてもタイピングさえ行うことができれば誰でも作業することができますが、満足のいく金額を稼ぐためには、作業量を多くする必要があるので慣れるまでは大変と感じる人も多いです。
ニートでバイト②長く働くのはできるか不安なら単発のバイト
バイトと言えば、仕事によって勤務曜日や時間などが固定されているものもあれば、シフトで勤務日が決められている場合もあると思います。
ニートでバイトを行う場合、勤務しなくてはいけない日時に出勤して働くというごく当たり前のことができるかどうかわからない、不安という人も少なくありません。
決められた通りに長く働くことが自分にできるだろうかと不安に思うなら、ニートバイトとしてまずは単発のバイトからスタートさせてみることをおすすめします。
単発のバイトには以下のようなものがあります。
交通量調査
交通量調査は年に数回、指定されるポイントで交通量を選べるために行われます。
その作業にあたる交通量調査の仕事は、チーム単位で数時間単位で交代しながら行われるもので、1回の交通量調査では、1日~2日という日数を設定しているところもあります。
長期のバイトは自信がないけれど、不定期に単発で行う仕事なら頑張れそうというニートバイトとして人気があり、おすすめです。
仕事内容は、車種別に数えるなどの指定はあるものの、難しいことはありません。
ただし、天気に関係なく長時間拘束されることとなるので、大変なバイトと感じることもあるようです。
イベントバイト(設営・スタッフなど)
イベント会場の設営や、イベント当日のスタッフとしてイベント開催に合わせた日時のみ働くことのできるバイトは、ニートバイトとしておすすめです。
イベントバイトの仕事は、派遣会社に登録し、希望するイベントに応募して働くことができるケースがほとんどで、その時だけの仕事なので、気楽に働くことが可能です。
ニートだけど少しずつ外にでて人とも接して社会復帰したいという人にもニートバイトとして選んでみることをおすすめします。
棚卸し
近くにあるスーパーやドラッグストアなど、店内に残っている商品の在庫を数える棚卸しの仕事もニートバイトとしておすすめです。
棚卸しの作業は、店舗が閉店してから行うのが一般的なので、深夜からの作業となり、普通のバイトと比べると時給も高いので魅力的です。
仕事に入ると必要最低限のコミュニケーションをとればよく、あとはただひたすら決められた商品の数を数えることになるので、コミュニケーションをとるのが苦手で、単純作業を
黙々とこなしたいという人におすすめです。
試験監督
試験監督のバイトは、検定試験、模試などの会場で、受験者に対する受付や誘導、答案の回収など試験に関する業務を行うもので、試験開始前から受験者が帰宅する試験終了後までの時間が拘束されることとなります。
拘束時間は長めですが、1日だけという単発のバイトなので、ニートバイトとしておすすめです。
ニートになってはじめて外に出て働くという場合などは、精神的にも肉体的にも楽に働くことができるので、まずは1日働いて自分にもできるという自信をつけるのに最適です。
ニートでバイト③外に出たいけれど対人関係が不安ならこのバイト
ニートの状態だけで、もともとは外に出るのは好きという人は、ニートバイトとして以下の仕事がおすすめです。
特に、外に出るのはいいけれど対人関係が不安という場合は、まずは外に出る心地良さを取り戻すところから始めることのできるバイトからスタートしてみましょう。
治験
治験の仕事もニートバイトとしておすすめです。治験の仕事は、新しい薬を試しに投与し、その薬の効果や安全性を確かめるために行われるものです。
1回1時間程度の治験で、1万円~2万円程度の報酬となるものから、1週間入院して10万円程度の報酬となるものまで様々です。
使用する新しい薬は、安全性が保障されているので健康を害することはありませんが、治験内容によっては入院が必要となったり、採血を行わなくてはいけないので、注射が苦手など何か気になることがある場合は事前の確認が必要です。
ゲームデバッカー
ニートバイトとして、ゲームのバグを探すゲームデバッカーという仕事もおすすめです。
これから発売となるゲームのバグはもちろん、ゲームの操作性や難易度など指示された内容に対して、実際にゲームを行う中で報告するというものなので、ゲーム好きには、ゲームを楽しみながら報酬を得ることができると人気があります。
ゲームデバッカーの仕事は、オフィスに出勤し、オフィス内で作業することとなりますが、服装も自由ですし、オフィス内は快適です。
また、同じ作業を行う人ともゲームを通じた知り合いとなるので、スムーズにコミュニケーションをとることもできるので、ニートバイトとしておすすめの職種の中でもイチオシです。
清掃バイト
清掃バイトは、名前の通りオフィスや公共施設など同じエリアを毎日のように清掃する「日常清掃」というものと、オフィスが休みの時など、定期的にしっかり清掃を行う「定期清掃」など種類があります。
どの清掃バイトも基本的にはひとりで黙々と掃除の作業を行うことが多いです。そのためコミュニケーションが苦手というニート状態の人でも安心して働くことのできるニートバイトとしておすすめです。
清掃バイトは未経験でもすぐに働くことができたり、勤務時間によっては時給の高いところもありますが、体力的にキツイ場所もあるので、どの場所で清掃業務にあたるのかなどを調べておくようにすると安心です。
工場内軽作業
工場内軽作業もニートバイトとしておすすめです。
一般的に言われている工場内軽作業は、業種によっても違いはあるもののピッキングや梱包作業、仕分け作業に検品作業といくつかの部門に分かれています。
体力的に安心して働くことができる作業は、ピッキングと検品作業です。
ピッキングは注文された商品を工場内で集める作業で、検品作業は、商品に不備な部分がないかをチェックする作業でどちらも比較的簡単に覚えることができます。
ニートバイトとして単純作業を行いたいという人におすすめです。
警備員
警備員の仕事もニートバイトとしておすすめです。警備員の仕事には、業務によっていくつか種類がありますが、ニートバイトとして就くなら施設警備の仕事がおすすめ。
施設内のドアや窓がきちんと施錠されているかなどをチェックするのが主な仕事となっていて仕事内容的には簡単で、一人で働くことが可能です。
また、時給が高いことがほとんどなので、人とのコミュニケーションは苦手だけどある程度稼ぎたいというニートバイトにおすすめです。
ニートのバイト選びは、自分の興味のある仕事を選ぶのがおすすめ
ニートバイトとしておすすめのバイトをいくつか紹介してきましたが、ニートのバイト選びは、勤務日数や時間以外にも、自分が興味を持って取り組むことができるかどうかもとても重要です。
自分が興味を感じ、取り組んでみたいと思える内容のバイトなら、その仕事に興味関心を抱くことができるので、余計なことを考えることもなくなります。
また、興味のあることだからこそ飽きることもなくニートバイトとしてしっかり取り組むことができ、その状態が自分も働くことができるという自信に繋がるので、自分の興味のある仕事を選ぶことをおすすめします。
まとめ
ニートバイトでおすすめのバイトは、取り上げてみると想像以上に多くのバイトがあるということがわかると思います。
今は、働き方も多様化しているので、どこかの店舗やオフィスに出勤して働くというスタイルにこだわる必要もありません。
自分が興味のあること、このバイトならニートの自分でも取り組めそうというものから始めてみることをおすすめします。