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フリーターでいるのはやばい?その理由について解説!

現在フリーターの人は、今の状態が続くとやばいことになると不安かもしれません。あるいは、フリーターを続けても特にやばいことにはならないと楽観的な人もいるでしょう。それでは、フリーターでいるのはやばい理由について解説します。

フリーターがやばい理由

どうしてフリーターを続けることがやばいのか、その理由について説明します。

収入が低い

フリーターは収入が低いのが特徴です。フリーターを続けたとしても昇給することはほとんどありません。ずっと同じような収入が続いていくことになります。フリーターとして一生懸命働いたとしても年収が300万円を超えるのがやっとでしょう。年収200万円台のフリーターは大勢います。そのため、貯金がほとんどなく、常に不安を抱えているフリーターが多いのです。

キャリアやスキルを積み重ねられない

フリーターはアルバイトやパートなどをしている人たちであり、その仕事は誰でもできる単純な内容のものが多いです。そのようなフリーターの仕事をいつまで続けたとしても、キャリアやスキルを積み重ねることはできません。貴重な時間を浪費してしまうことになり、将来困ってしまうフリーターは多いでしょう。

フリーターをどれだけ続けても、それはキャリアとして評価されるものではありません。特別なスキルを必要とされる作業をすることもなく、新しいスキルや知識を何も覚えない期間が続いてしまいます。いざフリーターから正社員を目指そうと思っても苦労するでしょう。

社会的な信用が低い

フリーターは社会的な信用が低いため、困ってしまう場面は多いです。たとえば、ローンや入居時の審査などでフリーターは評価されにくいです。お金を借りることができなかったり、部屋を借りられなかったりするケースがよくあります。また、周囲の人たちからも信用されなくなります。人間関係において支障が出てしまうことがあるでしょう。

恋愛や結婚で不利になる

フリーターの人は恋人を見つけるのに苦労することが多いです。お金を持っていないため、敬遠されてしまいます。また、フリーターは職場での出会いが少ないため、恋愛相手を見つけるのに苦労します。結婚したくても、フリーターであることを理由に断られてしまうことが多いです。結婚して子供を育てるとなると大きなお金がかかってしまうため、フリーターは避けられます。

怪我や病気したときの保障がない

もし怪我や病気になったとしても、フリーターには何の保障もありません。社会保険に加入していないフリーターが多く、もしものときにお金をもらうことができないからです。たとえば、正社員であれば雇用保険に加入していて失職したとしてもしばらくはお金をもらい続けることができます。フリーターは雇用保険に入っていないケースが多く、失職すると収入が途絶えてしまうのです。

フリーターの将来がやばい理由

フリーターには明るい未来が待っていません。フリーターの将来はやばいとされています。その理由について説明しましょう。

中高年になるとアルバイトでも採用されなくなる

フリーターは終身雇用が保証されているような立場ではありません。簡単に首を切られてしまうのがフリーターです。そのため、中高年になってからアルバイトを首にされてしまい、別の仕事を見つけなければいけないことがあります。しかし、アルバイトになかなか採用されずに苦労しているフリーターは多いです。

体力的に仕事がつらくなる

フリーターの仕事は体力が必要とされるものが多いです。そのようなアルバイトをしていると、中高年になってから仕事がつらくなりやすいです。若い頃のような体力がなくなってしまい、思ったように体を動かすことができなくなります。仕事で疲れやすくなり、いつしか体を壊してしまう可能性があるのです。フリーターができる仕事はどれも体力の要求されるものばかりで、40代や50代になると耐えられなくなる人が出てきます。

ずっと働き続けなければいけない

フリーターは収入が低いため、生活の余裕がありません。ほとんど貯金のない状態で生活しているフリーターが多いです。仕事を少し休むだけで生活に大きな影響が出てしまいます。そのため、休みなく働き続ける必要があるのです。ずっと激務をこなすことになって、体を壊してしまうリスクがあります。常にストレスを抱えながら仕事をすることになるでしょう。

劣等感にさいなまれてしまう

フリーターをしている人は劣等感を抱いているケースが多いです。たとえば、昔の友達が正社員として高収入を稼ぎ幸せな暮らしをしているという話を聞くととても落ち込んでしまいます。フリーターは収入が上がることがなく、これから先もずっと同じような暮らしを続けることになります。そのような生活に嫌気が差してしまい、そんな生活しかできない自分を責めるようになるでしょう。自己嫌悪にさいなまれる人が多いです。

フリーターと正社員の格差がやばい

フリーターと正社員には厳然とした格差が存在しています。どういった格差があるのか詳しくみていきましょう。

フリーターと正社員は生涯年収が1億円以上違う

フリーターの生涯年収は1億円に達しない人がほとんどです。多くのフリーターは生涯に数千万円程度のお金しか稼ぐことができないのです。一方、サラリーマンの場合は少なくても2億円以上の生涯年収を得られる人が多いでしょう。多い人だと3億円以上稼ぐ人もいます。この差はとても大きいでしょう。フリーターを続けることによって、正社員の半分以下しかお金を稼ぐことしかできず、それが人生に与える影響は大きいです。

フリーターは社会保険に加入していないケースが多い

フリーターの多くは社会保険に未加入です。社会保険には雇用保険や健康保険、厚生年金保険、労災保険といったものがあります。正社員であれば、これらの社会保険に加入しているケースがほとんどです。社会保険はもしものときに助けてくれるとてもありがたい制度です。フリーターで社会保険に未加入だと万が一のときのリスクがとても高くなります。

フリーターには福利厚生がほとんどない

フリーターには福利厚生がほとんど用意されていません。一方、正社員の場合は充実した福利厚生が用意されています。福利厚生があれば、やる気を出して働こうと思えるでしょう。フリーターはどれだけ働いても福利厚生が一切ないためモチベーションが下がってしまいます。

福利厚生には、たとえば家賃補助や住宅手当といったものがあります。手当を会社から受けることができれば、実質的な収入が高まるでしょう。健康診断や人間ドッグを会社負担で受けられるケースも多いです。ほかには、社員食堂や保養施設などを利用することができる会社もたくさんあります。正社員であれば、福利厚生がとても充実していて、充実した人生をサポートしてくれます。

フリーターの地位はずっと変わらない

フリーターはどれだけ働き続けたとしてもフリーターであることに変わりありません。同じ会社でずっと仕事を続けていたとしても、アルバイトとしての地位が維持されます。たとえば、40代や50代になってもアルバイトとして仕事をしなければいけません。自分より年下の社員から指示を受けて仕事をすることになるのは、プライドが傷つくという人が多いでしょう。中高年になってもアルバイトやパートとして働くことになります。

一方、正社員の場合は長く会社に勤めていれば順調に昇進していきます。最終的に管理職につくことができて、リーダーとして人を動かして仕事ができるようになるのです。社会的な地位が上がることは自信につながるでしょう。

やばいフリーターを脱出する方法

これまでフリーターのやばさについて解説してきました。それでは、どうすればフリーターを脱出できるのか具体的な方法を説明します。

片っ端から正社員の求人に応募する

フリーターを脱出するためには正社員に採用されなければいけません。そのためには、とにかく多くの求人に応募することをおすすめします。もちろん、フリーターが求人に応募してもなかなか採用されません。それでも、とにかく多くの求人に応募することが大切です。そうすれば、正社員に採用される可能性が高くなります。また、とにかく場数を踏むことで面接に慣れるようになるというメリットもあります。

職業訓練を受ける

職業訓練の制度が用意されていて、こちらを利用することで正社員への道が開かれます。無料で就職の役に立つ知識やスキルを習得できる制度です。さまざまなコースが用意されていて、手続きをすればすぐに参加することができます。職業訓練を受けたことは就職の面接でアピールすることができ、高く評価されるでしょう。フリーターであっても、専門的なスキルを身につけることが可能です。

今の職場で正社員登用の交渉をしてみる

今、アルバイトとして働いている職場があるならば、そこで正社員に登用してもらえないか相談してみましょう。実際にアルバイトから正社員になったという人はたくさんいます。長年働いてきて、しっかりと仕事で成果を上げていて、信頼されているのであれば、正社員にしてくれるかもしれません。また、これからバイトに応募するときは、正社員登用制度のある求人を探すとよいでしょう。

資格を取得する

何らかの専門的な資格を取得することで正社員になれるかもしれません。資格をアピールすることで、専門的な知識やスキルを持っていると認めてもらえます。直接、仕事に役立つ資格であれば評価されやすいでしょう。たとえば、介護福祉士の資格を持っていることで、介護施設への就職が有利になります。

まとめ

フリーターがやばい理由について説明しました。フリーターは正社員と比べると待遇が悪く、明るい未来を描くことが難しいです。できるだけ早めに正社員になることをおすすめします。その際にはこの記事で説明したことを参考にしてください。