四谷学院の料金体系・合格実績・評判をご紹介!他の塾と比べて良いポイントをわかりやすく
四谷学院の基本情報と特徴をご紹介
四谷学院は、その名の通り、東京都新宿区四谷に本部を置く大手予備校です。TVCM等でおなじみでしょう。
個別指導教室を名乗っている通り、多くても1人の講師に2名の生徒までという授業スタイルを基本としています。これが、四谷学院最大の特徴です。
ただし、大学受験を想定した高校生や浪人生を対象とする予備校部門では、集団指導の授業スタイルが基本となっています。
四谷学院では、小学生や中学生を対象とした個別指導部門も設けています。
各自の理解度に合わせて進行ペースを選べる55段階(無学年式)プログラムの併用も、四谷学院の大きな特徴となっています。
ここでは、四谷学院を選択肢として考えている方々のため、基本情報をできる限り集めてみました。
四谷学院の料金体系・授業料は?授業体系・コース別にご紹介
四谷学院は、きめ細やかなコース設定を特徴としています。
それだけに、料金体系も細かく定められており、一律に紹介するのが困難となっています。
また、公式HP等で公開されているのは、高校生や浪人生を対象とする予備校部門の入学金や授業料等に限られます。
個別指導部門の入学金や授業料等は、直接の問い合わせに対応する形式となっています。
そのため、ここでは予備校部門のみ最新の金額をご紹介し、個別指導部門については2019年の情報を参考とした概数のみお伝えします。
四谷学院の個別指導形式の料金
四谷学院が得意とする個別指導形式の料金体系は、すでに述べた通り、正式には公開されていませんので、ここでお伝えするのは2019年時点の情報を参考とした概数です。
もっとも大きな特徴は、1対1の完全個別授業か、生徒が2人となる1対2の授業かで料金が変動することです。
また、月謝制が採用されていますので、月額となります。
ここでは、基本となる80分授業を基準として見てみましょう。
はじめに、高校1・2年生を対象とする1対1授業の場合です。
〈入会金〉約20,000円
〈授業料〉約32,500円から
また、同じく高校1・2年生を対象とする1対2授業の場合です。
こちらでは、授業料がかなり安くなることがわかります。
〈入会金〉約20,000円
〈授業料〉約23,200円から
次に、大学受験を控えた高校3年生を対象とする1対1授業の場合です。
高校1・2年生の場合と大きくは変わりません。
〈入会金〉約20,000円
〈授業料〉約33,800円から
また、同じく高校3年生を対象とする1対2授業の場合です。
高校3年生の場合も、授業料がかなり安くなります。
〈入会金〉約20,000円
〈授業料〉約24,100円より
なお、上記のほか、諸経費約3,000円が必要となるようです。
四谷学院の集団指導形式の料金
四谷学院の集団指導形式(予備校部門)の料金体系だけは、すでに述べた通り正式に公開されています。
選択する科目数によって変動しますが、ここでは週1回の授業を選択した場合の最新の年額でご紹介します。
なお、科目別授業と、前述した55段階授業の両方を受講するのを基本とします。
はじめに、高校1・2年生を対象とする授業の場合です。
〈入学金〉33,000円
〈授業料〉12,3200円から
〈諸経費〉46,200円
次に、高校3年生を対象とする授業の場合です。
〈入会金〉33,000円
〈授業料〉121,770円から
〈諸経費〉44,550円
最後に、浪人生を対象とする場合ですが、こちらは料金体系がやや複雑です。
難関大学や国公立大学であるほど、授業料と諸経費が高くなるようです。
〈入会金〉100,000円
〈授業料〉638,000~688,000円
〈諸経費〉79,800~84,800円
四谷学院の中学受験コースの料金
四谷学院は小学生対象のコースも開設し、難関私立中学や公立中高一貫校の入試対策も行っていますので、ここではそちらをご紹介します。
すでに述べた通り、正確な料金体系は正式には公開されていませんので、2019年時点の情報を参考とした概数となります。
また、四谷学院の小学生コースは4年生以上を対象とし、関東地方の教室でのみ開設されていますので、ご注意ください。
個別指導のみであり、1対1か1対2かで料金が変動する点や、月謝制を採用し、80分を基準とする点は、高校生対象のものと同じです。
はじめに、小学4・5年生を対象とする1対1授業の場合です。
〈入塾料〉約20,000円
〈授業料〉約29,700円から
また、同じ小学4・5年生を対象とする1対2授業の場合です。
やはり、授業料はかなり安くなります。
〈入塾料〉約20,000円
〈授業料〉約20,000円から
次に、中学受験を控えた小学6年生を対象とする1対1授業の場合です。
小学4・5年生の場合と大きくは変わりません。
〈入塾料〉約20,000円
〈授業料〉約30,600円から
また、同じく小学6年生を対象とする1対2授業の場合です。
小学6年生の場合も、授業料はかなり安くなります。
〈入塾料〉約20,000円
〈授業料〉約21,300円から
なお、上記のほか、諸経費約3,000円が必要となるようです。
四谷学院の高校受験コースの料金
四谷学院の中学生コースは、高校受験を想定しているだけでなく、志望校や入試方法等によってきめ細やかな指導を行うのが特徴です。
たとえば、志望校が公立か私立かで分かれるのに加え、推薦入試対策や内部進学者の学力底上げを図るコースも用意されている点に大きな特徴があります。
こちらの料金体系も公開されていませんので、2019年時点の情報を参考とした概数のみお伝えします。
個別指導のみであり、1対1か1対2かで料金が変動する点や、月謝制を採用し、80分を基準とする点は、高校生や小学生が対象のものと同じです。
はじめに、中学1・2年生を対象とする1対1授業の場合です。
〈入塾料〉約20,000円
〈授業料〉約30,600円から
また、同じ中学1・2年生を対象とする1対2授業の場合です。
やはり、授業料は安くなります。
〈入塾料〉約20,000円
〈授業料〉約23,200円から
次に、高校受験を控えた中学3年生を対象とする1対1授業の場合です。
中学1・2年生の場合と大きくは変わりません。
〈入塾料〉約20,000円
〈授業料〉約31,500円から
また、同じく中学3年生を対象とする1対2授業の場合です。
中学3年生の場合も、授業料は安くなります。
〈入塾料〉約20,000円
〈授業料〉約22,300円から
なお、上記のほか、諸経費約3,000円が必要となるようです。
四谷学院の夏期講習・冬季講習情報はこちら
四谷学院では、春期、夏期、冬期の特別講習のほか、独自の特別講習が行われています。
たとえば、四谷学院独自のカリキュラムである55段階プログラムに対応した「さきがけ特訓」や、ゴールデンウィークの気の緩みを防止するための「皐月特訓」等です。
四谷学院の夏期講習
四谷学院では、夏期講習のほかに夏期特訓というイベントも用意されています。
夏期講習では、レベル別・テーマ別に授業が組まれます。55段階プログラムを活かしたピンポイントの弱点対策授業もあるようで、苦手分野の克服に役立ったとの声も聞かれます。
夏期講習は、80分授業を3日間で6コマ受講するのを基本とし、在籍生以外も受講可能なようです。
在籍生料金は17,900円ですが、在籍生でなくても18,400円ほどで受講できるようです。
夏期特訓は、1科目にしぼり、夏の初めと終わりに行われる3日間の集中特訓です。朝から晩まで勉強漬けになり、飛躍的なレベルアップを図ることを目的としています。こちらでも、ダラダラせず、集中して取り組んだ結果、勉強に集中する癖がついたとの声があります。
夏期特訓は、在籍生であれば49,800円ほど、在籍生以外でも51,300円ほどで受講できるようです。
四谷学院の冬季講習
四谷学院の冬季講習に当たるカリキュラムとしては、冬期講習、お正月特訓・直前講習、制覇の55段階特訓という3種類があります。
冬期講習は、3日間連続で行われる特別講習で、志望校別の内容となります。入試直前になると過去問対策等が中心となり、苦手分野の克服等はおろそかになってしまいますが、それを防ぐ効果があるようです。
冬期講習は、夏期講習と同じく80分授業を3日間で6コマ受講するのを基本とし、在籍生であれば17,700円ほど、在籍生以外でも18,200円ほどで受講できるようです。
お正月特訓・直前講習は、年末年始に1分1秒でも多く勉強することを目的としたもので、共通テストや私大入試を意識した内容のものとなっています。復習とモチベーション維持の両方の効果があったとの声が聞かれます。
お正月特訓は、在籍生であれば1日完結で19,000円ほど、在籍生以外でも19,500円ほどで受講できるようです。
直前講習はやや料金が上がり、申し込んだ単位数で異なるようですが、在籍生であれば44,000~79,000円、在籍生以外は46,000~83,000円ほどのようです。
そして制覇の55段階特訓は、四谷学院の特別講習の1つの特徴であり、正式な授業が終わってしまう2月も有効に活用し、直前まで弱点の克服に努めるというものです。個別指導を基本とする四谷学院ならではのカリキュラムと言えます。
こちらは在籍生の受講を基本としており、授業料に費用が含まれているようです。
四谷学院の評判・口コミ情報はこちら
四谷学院は個別指導を基本方針としているため、たとえ予備校部門であっても生徒それぞれに合ったきめ細かい対応を心がけており、それが評価されているようです。
特に、四谷学院の特徴である55段階プログラムに対しては評価の声が聞かれます。
55段階プログラムのおかげで、自分がどの段階にいるのかが明確になり、学習の方針が定めやすかったし、自分に合ったペースで無理せずに勉強を進められた。
また、個別指導を基本としているためか、講師の指導が親切だったとの声もあります。
どんな質問にも丁寧に対応してくれて、親身になって教えてくれる。おかげで弱点をつぶすことができ、実力が向上していることもよくわかった。
講師については、質が高いとの声も根強くありました。
チューターとかではなく、すべて講師の先生が対応してくれるが、とにかくレベルが高い。厳しい基準をクリアしていることがよくわかった。
お子さんの学習を、父母の方々と一体となってサポートする体制も高評価を得ています。父母の方々からは、次のような声も聞かれます。
自分の子どもがどのレベルにいるのか、丁寧に連絡してくれた。おかげで、焦ることなく見守ることができ、力がついてきていることも実感できた。
さらに、アクセスがよいため、お子さんも父母の方々も安心だとの声も多くあります。
どの教室も駅から近く、安心して通えた。自習室も充実しており、どんな時も勉強するのに困らなかった。
このように、四谷学院の個別指導を中心に据えたカリキュラムが、各方面の高い評価につながっていると言えます。
四谷学院の合格実績はこちら
四谷学院は、大学の合格実績を、数字ではなく体験記という形でのみ公表しているのが特徴です。
その理由は、大手の予備校が公表する合格者数は、それを合計すると1つの大学の入学定員を軽く超えることから、ダブルカウントが含まれた信頼性の低い数字だという、非常に納得できるものです。
また、体験記を寄せてくれるということは、それだけ四谷学院を信頼して勉強した生徒さんということでもあり、信頼度は抜群になります。
もちろん大学名は公表されており、錚々たる大学名が並びます。
公式HPから、一部を抜粋してみましょう。
〈国公立理系〉東京大学、京都大学、大阪大学、東京工業大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、神戸大学、広島大学など
〈国公立文系〉東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、名古屋大学、神戸大学、東北大学、九州大学、広島大学、北海道大学など
〈私立理系〉早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学、立命館大学、同志社大学、関西学院大学、関西大学など
〈私立文系〉早稲田大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、立命館大学、関西学院大学、上智大学、関西大学、同志社大学など
〈医学〉名古屋大学、岡山大学、横浜市立大学、北海道大学、広島大学、金沢大学、名古屋市立大学、奈良県立医科大学、京都府立医科大学、筑波大学、長崎大学、新潟大学、三重大学、群馬大学、岐阜大学、愛媛大学、浜松医科大学、福井大学、鳥取大学、高知大学、札幌医科大学、徳島大学、旭川医科大学、福島県立医科大学、香川大学、山形大学、信州大学、順天堂大学、自治医科大学、関西医科大学など
〈歯学・薬学・農獣医・看護医療〉京都大学、北海道大学、東北大学、大阪大学、名古屋大学、九州大学、神戸大学、広島大学、静岡大学、慶應義塾大学、星薬科大学、上智大学、北里大学、東京歯科大学、京都薬科大学など
このように、有名国公立大・私大の双方で実績を挙げていますが、とりわけ理系や医学系に強いことがわかります。
やはり、個別指導を中心とするカリキュラムが学習の深さにつながっているのかもしれません。
四谷学院のご紹介まとめ
四谷学院は個別指導を中心に据え、講師と生徒さんの距離が近いせいか、講師陣への評価が非常に高くなっています。
本文で紹介した1対2の授業は、友だち同士での受講も想定して用意されたもので、お友だち紹介制度もあることから、仲の良い友だちで予備校・学習塾を探しているのであれば、四谷学院は有力な選択肢と言えるでしょう。