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ニートを辞めて働きたい!社会復帰して働くためにできること

ニートの状態から脱出し「働きたい!」という気持ちになったら、思い切ってその一方を踏み出してみてはどうでしょう。

もちろん、闇雲に行動するのはあまりおすすめできることではありませんが、無理のないところから少しずつ自分を変えていくことはニート状態を脱出するのにはちょうど良いと思います。

そこで、ニートを辞めて働きたい!という気持ちを大切にしつつ、ニートになる以前の嫌な経験を克服しながら社会復帰を目指す方法についてお伝えしていきます。

ニートを辞めて働きたい!という人がまずは取り組むべきこと

「ニート辞めて働きたい!」という人が、無理なく自然な形で社会復帰をするためにできることからまずは見ていきましょう。

ニートになる前には、ごく当たり前にやっていたこともあれば、ニートになるまで考えたこともなかったこともあるかもしれません。

特別難しいことではありませんので、まずは取り組んでみてはどうでしょう。

ニートを辞めて働きたい人は、規則正しい生活習慣を取り戻そう

ニートを辞めて働きたい場合、基本的なこととしてまずは、規則正しい生活習慣を取り戻すようにしましょう。

どんなに自分に厳しく意識していたとしても、ニートである期間が長ければ長いほど、時間の基本的な使い方が自分ペースになりがちです。

朝起きて3食きちんと食事をし、翌朝に支障のない時間に就寝するというごく普通の生活を意識するだけでも同じ毎日に変化を感じることができます。

ニートを辞めて働きたい人は、自己分析を怠らない

ニートを辞めて働きたいと思ったら、まずはこれまでの自分を振り返ってみることをおすすめします。

ニートになる前は、ごく普通に学生時代を過ごし、学校を卒業するから良い会社があったら就職をしてという風に「ごく普通」かそれ以上を目指して仕事を見つけたという人が多いのではないでしょうか。

学生時代には自己分析もしてきたのに、社会に適応することができなかったという人もいるかもしれません。

実際に社会を経験した上で改めて自己分析すると、これまで思っていた自分とは少し違う自分がいることを実感できることも多いです。

自己分析をすることで、自分はどんな仕事に向いていて、何が好きなのか、そして何が嫌いで向いていないのかということを具体的に把握することができるようになり、どんな職種を目指すべきかがわかってきます。

ニートを辞めて働きたい人は、情報収集を行う

ニートを辞めて働きたいと思ったら、今どのような求人が出ているのかなど、気になる情報をどんどん収集してみましょう。

ただし、インターネット上に溢れている情報の中には、一度ニートになってしまうと就職するのは難しいというようなネガティブな情報も目にしてしまうと思います。

ネガティブな情報は話半分として捉えて、前向きになれるポジティブな情報を収集することが大切です。

ニートを辞めて働きたい人は、必要ならば資格取得を目指そう

ニートを辞めて働きたいけれど得意とするものが何もないという場合は、資格取得を目指してみるのもひとつの方法です。

特にこれから就いてみたいという仕事に必要な資格があれば、その勉強をスタートさせてみるといいですね。

資格は、資格さえあればすぐに即戦力として働くことができるというものでもありませんが、資格があったり、その勉強をしているというものがあれば、面接でのアピールポイントとしても役立つのでおすすめです。

ニートを辞めて働きたいけど「不安、怖い」という心理

ニートを辞めて働きたいけれど「不安。」「怖い。」など、漠然とした不安や恐怖を感じたり、「自分だけが社会に対して不安や恐怖を感じているのでは?」とつい思ってしまいますが、それは特別なことではありません。

なぜ「不安や怖い」と感じてしまうのか、どういう風に気持ちを持っていけば克服できるのかについて解説します。

ニートで働きたいけど、ニートだった空白時間が心配

ニートであった期間は、その長さに関係なく空白時間があったことは事実です。

履歴書の職歴を埋めていくと、働いていない空白の時間があったことは一目瞭然ですし、そのことに対して面接では聞かれるでしょう。

この空白期間について良しとしない企業の場合は、書類選考の段階で不採用となりますが、面接まで進むことができた場合は、空白期間を挽回するチャンスはあります。

空白時間に対して嘘をつくのは良いことではありませんが、空白の時間を埋めるためにできることを今から考え実行し、そのことを面接の席で前向きに伝えられるようにしてみてはどうでしょう。

ニートで働きたいけど、人と上手くやれるか不安

ニートになってしまったキッカケが人間関係によるものだった場合、働きたいけれどでも、また人間関係がダメだったらどうしようと不安に思いますよね。

ニートで働きたいと思ったら、無理に人間関係を構築しようと意識する必要はありません。
人間関係は、無理に何とかしようと思ってもどうにもならないことの方が多いです。

意識して頑張りすぎると自分自身も辛くなってしまいますし、周囲との関係もぎこちなくなってしまうものです。

毎日の挨拶と返事だけは、表情を明るく元気に行うことを心がけましょう。

また、聞かれたことにはきちんと答えるなど基本的なことをキッチリおこなっていれば大丈夫です。

気の合う人とは少しずつ打ち解け合うことができ、人間関係も作っていくことができるので、自分で何とかしなければと思うのはやめましょう。

ニートで働きたいけど、ちゃんと仕事を続けられるのか不安

ニートから働きたいと思う人の多くは、ちゃんと仕事を続けていけるのだろうかという不安を感じると思います。しかし、それは考えるのはやめましょう。

ニートから再び働き始めると、

「この仕事は自分には合っていない。」
「仕事ってやっぱりつまらない。」

と感じると思いますが、それは当然のことです。

最初から「良かった。」と思う人はニートに限らずまずいないものです。

まずは、仕事に慣れること!

仕事をしているという生活に慣れることに集中してみましょう。

少しずつ仕事をすることが当たり前になっていくと思いますし、働くことに慣れた時に改めて、今の仕事で良かったのかを考えてみると良いでしょう。

ニートで働きたいけど、またニートに戻ってしまうのではと恐怖を感じる

ニートから脱出し働きたいけれど、また何かあったらすぐにニートに戻ってしまうのではと恐怖を感じる人もいるかもしれません。

しかし、その心配は「働きたい。」と思っているなら持たないように、その日1日を大切に働くことを頑張ってみるようにしましょう。

もちろん、会社やそこで働く人達との相性が合わないという場合は、ゼロではありません。どんなに恵まれた環境の中に入ることができたとしても長く続かないかもしれません。

そうなった時はそうなった時で、自分が悪いのではなく縁がなかっただけのことと思って、次の仕事を探しましょう。
たとえ今の仕事が続かなくても、もう二度と空白期間を作らないという気持ちとそれを実行することが何よりも大切です。

ニートで働きたい!という人にニートの就職状況を紹介

ニートで働きたい!という人のために、就活の流れや準備しておくべきことなど、ニートから働きたいという人の気になることを紹介しますね。

ニートで働きたいという人の就活の流れは?

ニートで働きたいという人も、転職で新たな職場を探しているという人も就活の流れは同じです。気になる求人を見つけたら履歴書や職務経歴書など求人先が提示する必要書類を提出します。

書類選考に通過後、面接を行い採用・不採用が決定するという流れとなります。

企業や応募者数によっては、書類選考なしで面接となるところもあれば、企業によっては一度ではなく複数回面接を行うところもあるなど様々です。

ニートで働きたいという人の就活に必要な準備は?

ニートで働きたいという人の就活に必要な準備も、就活の流れと同じく、通常の就職や転職で求人に応募する場合と何ら変わりはありません。

履歴書や職務経歴書をきっちりと作り込むことと、面接対策をしっかり行うことです。

ニートで働きたいという場合は、ニートであった空白時間をどう説明するのかが重要となります。

ニートであった自分をネガティブなものとするのではなく、これからの仕事のために必要な時間だったとポジティブなものに転換できるような行動を表現できるような準備をしておきましょう。

例えば、次の仕事に活かせるような資格取得のための勉強をしている。資格を取得した。色々な仕事の経験を積むためにアルバイトをしていたなどがあればベストです。

ニートで働きたいという人が安心して働くことのできる業種や職種は?

ニートで働きたいという人が安心して働くことのできる業種や職種は、常に人手不足で多くの人材が必要としている以下のような業種や職種です。

・介護業界
・IT業界
・ドライバー業界

どの業界も人手不足となっており、ニートで空白の期間があったから採用しないというのではなく、これからの仕事に対する意欲や目標のある人を積極的に採用しています。

ニートで働きたい!を失敗で終わらせないためにできること

ニートの状態だけど就職して働きたいという気持ちや行動を失敗で終わらせずに、無事に社会復帰することを目指してできることについて紹介します。

ニートで働きたいからこそ、就職支援サービスなどを活用する

ニートの状態から求人に応募して面接、採用となり社会人として再スタートするためには、いくつものハードルを超えていかなくてはなりません。

ひとりで活動していると不安の方が強くなってせっかくの働きたいという思いが薄れてしまう可能性も否定できません。

ニートで働きたいと思ったら、ひとりで就活をするのではなく、就職支援サービスなどをどんどん活用していくことが大切です。

就職支援サービスには、

・公的機関が運営しているハローワーク、サポステ、ジョブカフェ
・民間企業が運営している転職エージェント

などがあります。

どちらも無料で求人情報の提供から、履歴書の書き方や面接の指導など就職までの手厚い支援を受けることができるのでおすすめです。

ニートで働きたいと思ったけど正社員が難しい時は、アルバイトでも良いので第一歩でも踏み出す

ニートで働きたいという気持ちがあって、就活などの行動を起こしてみたものの上手くいかないという場合や、やっぱり不安の方が大きくて就活が思うように進まないという場合は、アルバイトでも良いのでまずは第一歩を踏み出してみることをおすすめします。

アルバイトなら、働く日数や時間を選ぶことができ、仕事の内容や負担も少ないので、精神的にも負担になり過ぎることはありません。

少しずつ無理のない働き方からはじめ、自信がついてきたら正社員に再チャレンジするというのもおすすめです。

まとめ

ニートという空白の時間を過ごしているけれど働きたいという思いが強くなってきたという人のために、ニートから働くためにできることを中心に紹介してきました。

新しい環境の中に飛び込むのは、ニートに限らず誰でも不安なものです。

だからこそ万全の準備をしたうえで、就活に臨んでみることをおすすめしますし、もしも失敗してしまったとしても自分を責めずに、再チャレンジすることが大切です。

ニートだけど働きたいという気持ちを大切に、できることから少しずつ前に進んでいくようにしましょう!